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  • h-tateishi

鹿谷にあるページワンで絵のある豊かな生活。額装屋さんに潜入調査してきましたっ!!



浜松市鹿谷町にあるギャラリー兼額装屋さんPage・1(ページワン)

道を歩いていると白い壁・青いドア・緑の植物・赤いポストというオシャレな外観に、ヨーロッパの街角に突然テレポートした錯覚になります。


「額装屋さんって絵の額縁を売ってるんだろうなぁ〜」ということは何となくわかっていたものの、画家やアーティストとかじゃないとあまり接点がない??のかなぁ〜と思い、突撃!隣の晩ご飯ならぬ、突撃!隣の額装屋さんってテンションでヨネスケのように飛び込んでみました。



お店の入り口は2箇所。

1つは額装屋さんの入り口。もう1つはギャラリーの入り口。

まずは額装屋さんの扉をカランコロンカラン♪

額装をしてくれるフレーマーの大塚雪絵さんが迎えてくれました。

 

さっそくではありますが、不躾ながら気になっていることを聞いてしまいましょうっ!!

「画家の方が利用されることが多いんですか??」

「そんなことはないですよ〜。むしろ一般の方の方が多いです。」

えーーーっ!!、そうなんですね。

お話を聞いてみるとなるほど、なるほど。

実は生活に身近で、生活にゆとりを与えてくれる額装屋さん。ページワンを紹介していきたいとおもいます。



外壁にもSince1984と書かれていますが、ページワンは今年で37年になる額装屋さん。

浜松市美術館にも近いので、美術館ついでにアートなステップで散歩するにはいい場所ですね。

先ほども書きましたが、来店されるお客さんは画家やアーティストも勿論いらっしゃるものの、多くのお客さんは一般の方。


そのご依頼は多岐に渡っていて、例えば…、


お子さんが描いた絵やファーストシューズなど思い出の品。


家具などの立体物。


サイン入りのユニフォーム。


浜松まつりの記念の凧。などなど。


これはまだほんの一部分で、額に入るものであれば平面的なものから立体のものまで額装していただけます。

(ナマモノなど腐ったりカビたりする可能性のあるものは額装できません)


フレームの種類も既成のものからオーダーメイドまで。

サイズの大・小・縦横比。フレームの色・下地の色。

数ある可能性の中から依頼者と一緒に、より作品が惹き立つ額装を相談しながら作っていきます。



額装ってなんだか敷居が高そうだけど、そんなにハードルをあげずご相談に来ていただければ。

お子さんもペットも大歓迎。

お客さんの中にはお子さんと一緒に額装を選んだりする方もいらっしゃるそう。

家族の大事な思い出ですもの。せっかくなんだから額装ふくめみんなで楽しく絵を楽しみましょう。



それでは隣のギャラリーへ。

こちらのギャラリーでは主に版画の作品を扱っているそうです。

壁に飾られている作品の他に、机の引き出しをひろげると「おっ!! ここにもあるっ!!」

気分は宝探し。気に入った作品があったらその作家の他の作品も探してみてはどうでしょう。

ステキな雰囲気の作品に囲まれていると、絵本の挿絵の世界に飛び込んだ感覚になりますね。



こちらのギャラリーには、家を新しく建てられた方が来られる事も多いとか。

新築記念にギャラリーで絵を購入し、となりでオリジナルの額装をする。

おぉ〜、なんだか毎日の生活が楽しそうですっ!!


また、額装されるお客さんの中には、故人の絵を捨てられずに額装する方もいらっしゃるそう。「絵のタッチが古くて飾れない」そんな場合でも額装をすることで今の家の内装にマッチした雰囲気に蘇らせることができるというのも魅力です。


木漏れ日の気持ちいい中庭


額装屋さんって絵具や筆を売るように額を売っているのだと思っていたのですが、宝物を魅力的にするためのお手伝いをしてくれる仕事だったんですね。

お話を聞きながら、以前に取材した村上製本さんのことを思い出しました。


画家やアーティストなど限定された人だけでなく、日常を送る誰しもに寄り添ってくれる身近なお仕事なんだと気付かされました。

皆さんも、絵のある豊かな生活はいかがでしょう。


 

Page・1(ページワン)

静岡県浜松市鹿谷町2-7

tel&fax 053-453-0596

営業時間 9:30〜19:00 定休日 火曜日


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