浜松駅を車で西へ10分ほど。鴨江観音向かいにある怪しげな謎のビル。
ここは鴨江ヴンダーカンマーという浜松の新(珍?)スポットです。
ヴンダーカンマー?
聞き慣れない言葉ですが、ヴンダーカンマー(Wunderkammer)とはドイツ語で驚異の部屋の意味だそうです。今で言うところの博物館のルーツだとか。
鴨江ヴンダーカンマーは浜松市の怪奇骨董秘宝館。
怪しいモノ、珍しいモノ、エロスなモノ。奇品、珍品。
ここに来れば見たこともないような、不思議で変なモノがいっぱい。
怖いモノ見たさに、裏観光の名所に、デートスポットに、話のネタに、世にも珍しい奇々怪界な世界を覗いてみましょう。
入り口の階段を登ると、2階はミュージアムショップと私設博物館。3階は、特別展の展示や貸ギャラリーとして使用。ビルの奥の離れには会員制サロンがあり、マニアックなイベントが不定期で開催されています。
ちょうど取材にお伺いした2月19日は、企画展『ホ〜ルミ〜タイド展』の初日。
ホ〜ルドミ〜タイドとは、直訳で「私を縛って」という意味と、「タイド=態度」という意味を持っています。
つまり『緊縛の態度』。緊縛をテーマにした企画展です。
浜松だけでなく、日本各地から緊縛をテーマにアーティストが持ち寄った作品を展示したホ〜ルドミ〜タイド展のインパクトはなかなか強烈なモノ。
今回掲載している写真は控えめな作品をトリミングして掲載しているのですが、フレームの外側にある作品は…ヤバいです。ぜひ皆さんの眼で見て頂くことをオススメします。
鴨江ヴンダーカンマーのオリジナルグッズも人気。
インパクトのあるTシャツで街を歩けば、モーゼのように人が道を開けるのも間違いなしですっ‼︎
この柄以外にも(写真を載せづらい)グッズがありますのでご来館の方はお楽しみに。
浜松観光のお土産にもオススメですよ〜。
現代社会では、街は整理され、古い街並みや建築物は取り壊されて、シンプルでお洒落な建物がもてはやされます。
それ自体は否定しませんが、綺麗なものだけじゃなく奇妙で猥雑な世界が好きなのも人間。
たまには大人の社会見学として、こんな世界を覗いてみるのもいいのではないでしょうか。
浜松が誇るアンダーグラウンドスポット。
鴨江ヴンダーカンマーの世界へようこそ。
ホ〜ルドミ〜タイド展
2021年2月19日㈮〜3月21日㈰
12時〜20時まで
(※定休日などは鴨江ヴンダーカンマーのHP等でご確認ください。)
鴨江ヴンダーカンマー
〒432-8023 浜松市中区鴨江4丁目1-14 開発ビル2階
入館料有り、予約者優先となりますので、興味のある方は事前に鴨江ヴンダーカンマーにお問い合わせください。
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