浜松で長く暮らしていると、海というと広い砂丘があってその先に海があるというイメージを僕は持っていましたが、それは地元ならではの発想。
中田島砂丘は日本3大砂丘の1つと言われ、この地域ならではの自然。
これほど豊かな砂丘という大自然を身近に感じ取れるのはすごくありがたい事なんですねー。
特にコロナ禍の時代、子供を連れて密にならず広々と遊べる。そんな中田島砂丘は我が家の遊び場の1つでもあります。
でも、この中田島砂丘の砂が減っているのはご存知ですか?
僕が子供の頃に見た砂丘とは既に姿が変わっていて、ちょっと寂しい感じです。
昨日は中田島砂丘を愛する砂おじさんこと中田島砂丘観光協会の松下さんが、空き地を活用した新しい遊び場『スナバ』(浜松市南区中田島町1608-1)。
このスナバで行われた「中田島砂丘にあるものを使った3つのワークショップ」に娘と参加してきました。
中田島砂丘にあるものを使った3つのワークショップとは
中田島砂丘を構成している様々なものを使って、中田島砂丘の多様さを体感し、表現物に変えるワークショップです。
・漂流物を使った造形ワーク アーティスト:TEN-TO
・砂を使ったステンシルプリントワーク アーティスト:BOB ho-ho
・植物と物語のためのワーク アーティスト:こなあみ
『スナバ』は浜松まつり会館の道路を挟んだ向かいにある空き地。
ワークショップ参加者はここに集合し、みんなでバケツや袋を持って砂丘に遊びに行きます。
目的は宝物探し。
もちろん砂丘には金・銀・財宝はありませんが、漂流物や貝殻や綺麗な石はそれ以上の宝物となります。
娘と一緒に広い砂浜を歩くのは、運動不足の僕にとって良い運動になります。
視線のチャンネルを変えてみると、気分はロビンソン・クルーソー。
「あそこにお宝があった!!」「これはキレイだ。持ち帰ろう!!」
楽しい宝探しは続きます。
海岸まで到着したら、冬の海を堪能。
冬の海は迫力があっていいですね。
波が高いので、近寄るのは危険なので気を付けましょう。
波打ち際で遊んでいたら、足がビッショリになってしまいました。
スナバに帰ったら宝物を使って遊びます。
「何かをしなければいけない」というルールは無し。
なんかカッコイイの作っちゃおうぜ。遊んじゃおうぜ。
子供も親も夢中になって、何かいい感じのアート作品を作り遊びます。
いっぱい遊んでいるうちに曇り空からだんだん雨が降ってきて、それでも楽しくって遊び続けスナバを堪能してやっと帰宅。満腹です。
出来上がった空間は、1週間ほどスナバに置かれるようです。
中田島砂丘の近くにお越しの際は、よかったら見に行ってみてください。
(ついでに砂丘に行くのも楽しいですよ。童心に帰れます。)
参加者のお子さんが「砂丘だいすきー」と言っていたのが印象的でした。
中田島砂丘の奥深さ、懐の広さ、自然の美しさ。
次世代までこの景色を残していきたいですね。
中田島砂丘観光協会 ▶︎ http://www.nakatajima-sakyu.org/
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